- オフショアとは
「オフショア(offshore)」とはもともと、「海外」という意味があります。 ビジネスの世界では発展途上国・新興国の意味で使われています。 また「オフショア開発」という言葉も耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オフショア開発とは、システム開発・AI開発などを海外企業・現地法人などに委託することをいいます。 日本企業がオフショア開発を委託する先として一般的なのはアジア圏です。 特に中国・インド・ベトナム・フィリピンなどが挙げられます。 さまざまなメリットのある「オフショア開発」は、近年非常に注目されているシステムの委託開発の方法です。
- オフショア開発が注目される理由
なぜ最近はオフショア開発が注目されているのでしょうか?
注目される背景には2つの理由が考えられます。
一番目は日本国内の人材不足。
IT業界のエンジニア不足は日本国内のみならず世界的にも問題となっています。2018年現在作成された上の図を見ると、2021年で約30万人を超える人材の不足が発生しているだろうとのと試算が出ています。
その理由にはあらゆるジャンルの産業でAI技術の活用やIoTの普及が進み、エンジニアの数がその需要の増加についていけないことが挙げられます。
国内だけではすでに人材を賄いきれない状態なのです。
二番目はエンジニアの給与の高騰。
そして国内で人材が賄いきれないもう一つの理由は、エンジニアの給与の高騰です。
厚生労働省の2019年の「賃金構造基本統計調査」をもとに計算すると、エンジニアの年収は約570万円。月給で計算すると47.5万円です。
この額をオフショア開発先の国の相場と比較してみます。
近頃高騰してきていると言われる中国でも40万円と、日本国内の額には及びません。
このことからもオフショア開発が注目される理由が分かるのではないでしょうか?
- 2021年|オフショア開発の最新トレンド
中国・インドといった今までオフショア開発の主力だった国々の賃金が高騰し、現在はベトナムが最も注目されています。
オフショア開発をする企業の実に半数以上がベトナムを選んでいるというデータもあるほどです。
ベトナムに委託するメリットとしては、以下のことが挙げられます。
《ベトナムのメリット》
・インド・中国に劣らない品質のよさ
・低賃金
・勤勉な国民性
・親日国
・政治的に安定している
・ITエンジニア育成に力を入れている
ただ中にはまったく問題なく取引ができる企業も存在します。日本語を第二外国語として採用している学校もあるようですが、仕事上問題なくコミュニケーションがとれるかというと、必ずしもそうではありません。
今後は日本語対応のできる企業がより伸びていくでしょう。
- オフショア開発ならカオピーズ!
オフショア開発とはビジネスでは海外の現地企業や法人などにシステム開発を委託することを言います。
日本国内で人件費の高騰や人材不足が叫ばれるようになってから、オフショア開発に乗り出す企業が増えました。
現在は中国・インドといったオフショア先進国の人件費の高騰もあり、ベトナム1強の時代に入っています。中国・インドのみならず、日本のエンジニアと比較しても遜色のないスキルを持つ点が、ベトナムの魅力です。ベトナムでのオフショア開発をお考えの担当者様はカオピーズをぜひご検討ください。
カオピーズは、ベトナムに本社を置きWEB・業務システムの開発や、モバイルアプリ・ゲームの開発など、幅広いシステム開発を担う会社です。
東京千代田区に事務所を構える「日本法人株式会社カオピーズ」の日本語堪能なブリッジSEがお客様と弊社開発側との橋渡しをし、お客様のご要望に合ったリーズナブルで高品質なシステムを提供いたします。